logo

header_info
2016.08.03

足がつる (こむらがえり)

こんばんは。 今日も夕立があり強い雨と一瞬の停電と午後は荒れ模様でしたね。

今日は、「足がつる」一度は経験された事がある人も多いのではないでしょうか?

ちょっとお話しさせてください。

 

アーッ!と急に足がつって痛い…という経験をしたことはありませんか?

突然の痛みに何が起きたのか分からずびっくりしてしまいますよね。足がつってしまうと、動くこともままならず、いつまで続くのかわからない痛みに不安になるものです。

 

足がつると、ふくらはぎや足の裏の筋肉が、突然けいれんを起こし、強い痛みをともないます。足がつることを別の呼び方で『こむらがえり』とも言います。

足がつる

どんな時になるのか(つることが多いのか)?

1.就寝中にあしをのばしたとき

2.運動不足の人が十分な準備運動をしないままスポーツをしたとき

3.冷たいプールで水泳をしたとき

4.加齢にともなう足の筋肉量の減少や、動脈硬化による血行不良

5.筋肉疲労

6.妊婦さん

などが起こりやすくなります。

 

何が原因なのか?

ある筋肉だけが強く収縮し続ける『異常収縮』の状態になっています。

この異常収縮は、太ももや腹部・足の裏などほかの筋肉にも起こり得ます。

 

水分不足や筋肉の疲労

電解質のアンバランスが原因

 

 

通常、人の体の細胞内にはカリウムイオンが

血液中にはナトリウムイオンが多く含まれ、筋肉が収縮する時に脱分極が起きて、カリウムイオン・ナトリウムイオンは、それぞれ細胞外・細胞内へと移動します。

しかし、血液中の水分が不足したり電解質のアンバランスがあると、この移動がうまくいかずに筋肉の調整がうまくいかず、異常収縮を引き起こすわけです。

その他にも、血行不良やうっ血・筋肉の疲労・寒冷なども原因として考えられます。

 

 

足がつる『こむらがえり』の原因が病気という場合もあります。

糖尿病、肝硬変などの肝臓病・腎不全・動脈硬化や神経系障害・甲状腺の機能低下、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などでも現れることがあるようです。

頻繁に繰り返し足がつる『こむらがえり』を起こすようであれば、専門医療機関での受診を受けてみてください。

 

予防法

ナトリウムやカルシウム・マグネシウムなどの電解質を補給するように心がけ、運動をする際には準備運動やストレッチを欠かさないことが肝心です。

またスポーツドリンクなどで、水分や電解質を補給することも必要です。

また、寝る前に軽いストレッチや、マッサージなども効果的ですよ。

 

足がつる『こむらがえり』が起こってしまった時の対処法(ストレッチ)

①片手でつっている足の膝をおさえて、もう片方の手で足の指を上向きにゆっくり曲げるようにしていきます。力をいれないように無理せずに行う様にしましょう。

②体の力を抜いてから座った状態で膝を伸ばして足首は上向きに立てます。寝たままでも大丈夫です。それから、同じ側の手でつま先をつかんで手前にゆっくりとぐーっと引くと、筋肉の収縮が伸びて、痛みがおさまってきます。

これらのストレッチで症状が治まったら、マッサージをしてふくらはぎをほぐしましょう。血流を良くしておくことで、再びつるのを防ぐことができます。

 

一気に無理やり伸ばすと、筋肉組織を痛め、肉離れに発展してしまうこともありますので、注意しましょう。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
いくた接骨院
http://www.ikuta-sekkotsuin.com/
住所:栃木県那須塩原市五軒町3-25
TEL:0287-53-7480
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇