接骨院・整骨院ってどんな場所と思っている方も多いのではないかと思います。
接骨院・整骨院のことを少しでも知って頂き、皆様の身近な存在として感じて頂けるといいなと思っています。
こんな時に行ってもいいのかな?、こんなことしてくれるのかななど疑問・不安等あればお気軽にご相談下さい(^O^)
今日は接骨院・整骨院はどんな場所で、どんな人が治療にあたっているのか、どんなことをするのか等少しお話ししたいと思います。
接骨院・整骨院とは
「柔道整復師が」施術を行う場所です。
この柔道整復師は、国家資格であり、国によって正式に「柔道整復術を習得している」と認められた人たちのことを言います。
このように国家資格を持つ柔道整復師には、保険を利用した施術をすることも認められているんですよ。
接骨院・整骨院は、同じ痛みを治療する施術所の中でも「国家資格を持った柔道整復師が」「必要に応じて健康保険を使って施術してくれる」場所になりますね。
どんな人が治療にあたっているの??
昔から「ほねつぎ」という愛称で親しまれてきたのが柔道整復師。
整骨院・接骨院の先生たちです。
「ほねつぎ」とは「骨接ぎ」、読んで字のごとく「骨を接ぐ」→「骨折を治す」職人です。「骨を接ぐ」だけでなく、はずれた関節(脱臼)を元にもどしたり、ねじられた関節(捻挫)の治療、打ち身(打撲)や筋の断裂(挫傷)の処置も行います。
まさに「ケガに対するスぺシャリスト」とも言えます。
接骨院・整骨院ってどんなことをするの??
特徴は、「ケガ」を外科的な処置をせずに治すことにあります。
骨折や脱臼であれ
● 徒手整復(熟練した手技により、骨の位置を元に戻すこと)
● 固定(戻した位置関係を維持すること)
● 物理療法(電気療法・温熱療法により損傷部の回復を促進すること)
● リハビリ(物理療法やマッサージ、機能訓練等により社会復帰を促進すること)
などが挙げられます。
一般に「切れたら手術」と考えられている「アキレス腱断裂」も手術しないで治します。
整骨院での保存療法(外科手術をしないで治すこと)のメリットって
● 損傷を最低限に抑えることができる。
● 皮膚や皮下組織を傷つけないので治りが速い。
● 傷跡が残らない。
● 感染のおそれがない。
● 入院・点滴・投薬がいらない。
● 治療費が安い。
● 毎日経過観察できるのでミスがなく、キメ細やかなケアができる。
● 固定しながら同時に物理療法も行うので、リハビリの期間が短縮できる