こんにちは! 今日はいいお天気ですね。
さて、今日は冬至ということで、冬至についてお話したいと思います。
冬至とは?
北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日のことで、日照時間が最も短くなるため、1年で最も昼が短く、夜が長くなります。
太陽の位置が1年で最も高くなる夏至(6月21日ごろ)と比べると、日照時間におよそ5時間もの差があると言われているんですよ。
冬至は陽の光も弱く、この日を境に日が長くなっていくため、冬至を太陽が生まれ変わる日ととらえ、世界各地で古くから冬至の祝祭が盛大に行われているそうです。
ゆず湯の由来
■昔から、強い香りがする植物で邪気をはらう風習がありますが(端午の節句の菖蒲湯(しょうぶゆ)など)、冬が旬のゆずは香りも強く、邪気ばらいにぴったりです。
■ゆず湯には、ゆず=「融通」がきく、冬至=「湯治」という語呂合せもあります。
■ゆず湯に入ると1年間風邪をひかないといわれています。ゆずには血行を促進して冷え性をやわらげたり、体を温めて風邪を予防する働きがあり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果もあります。さらに、香りによるリラックス効果もあるため、元気に冬を越すためにも大いに役立ちますよ。
冬至にかぼちゃを食べる風習があるのはなぜ??
かぼちゃを漢字で書くと南瓜(なんきん)。つまり、「運盛り」のひとつ!
かぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富で、風邪や中風(脳血管しっかん)予防に効果的です。本来、かぼちゃの旬は夏ですが、長期保存が効くことから、冬に栄養をとるための知恵でもあったようです。
<運盛り>
冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。
「なんきん」「れんこん」「にんじん」「ぎんなん」「きんかん」「かんてん」「うんどん(うどん)」を冬至の七種(ななくさ)と言うんじゃが、どうしてかわかるかい?
答えは、「ん」が2つつく食べ物だから、運をたくさんとりこめるのさ。おもしろいねぇ。