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2017.03.23

こどもの骨折

こんにちは。小さなお子様は中々痛みの表現が難しく、大人が気づいてあげないと様子の違いがわかりにくいことがあります。泣き止まない、手を使おうとしない、痛がる等いつもと違った様子が見られる際は、注意が必要です。

お困りのことがありましたら、当院にお気軽にご相談ください。

 

子どもの骨折はおとなと違う??

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骨折というと、骨が「ポキン」と折れる印象がありますよね。確かに激しい衝撃が加わればだれでも「ポキン」と折れてしまいますが、子どもの骨折というのは、大人と少し違う性質があるんです。
子どもの骨は成長過程にあり、まだ軟らかいということ。「折れる」という感覚ではなく、不完全な損傷になることがあるのです。中でも多いのが、骨膜という膜の内側で筋状にひびが入る「線状骨折」。折れたという感じではないので、見逃してしまうこともあるんですよ。
遊んでいて高い所から落ちたり、何かに激しくぶつかったりしたときには、ねんざとともに、こうした骨折のことも念頭に入れたほうがよいでしょう。

 

<子どもに多い骨折の部位>
転んだりして手をつくことが多いので、上腕の骨折が多いようです。

 

<骨折を疑ったほうがよい時>
•痛がって激しく泣く
•皮膚の一部がひどくはれる
•皮膚の一部に内出血が見られる
•腕や足に力が入らない
•腕や足の向きがおかしい          等 このような場合です。

 

乳幼児の場合は、抱き上げたり寝かしつけたりしたときに、不自然な姿勢になったり、ある方向を向けるときだけ泣いたり、体の一部を動かそうとしない、というようなとき、骨折しているおそれがあります。

子どもの骨は成長し続けています。特に、骨の先端には「骨端線」という軟骨があり、この部分が成長の元になっています。とても大事な部分ですが、軟骨なので、軟らかいのが難点。少しの衝撃でも傷つきやすいのです。  成長にかかわる部分が損傷すると、変形したり、運動機能が損なわれることがあるので、放置しないように注意してくださいね。

 

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いくた接骨院
http://www.ikuta-sekkotsuin.com/
住所:栃木県那須塩原市五軒町3-25
TEL:0287-53-7480
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