立冬を迎え寒さが本格的になってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか??
このところ、腰痛を訴えるかが多くなってきております。
何かお困りのことがある際は当院にお気軽にご相談ください(^◇^)「
⒈寒さと末梢神経と筋肉の関係
寒くなると私たちの身体は筋肉を収縮し、熱を逃がさないようにします。つまり筋肉は圧迫されることになります。
すると筋肉の間に挟まれている末梢神経も圧迫され、その結果脳に痛みを伝達してしまうのです。
⒉寒くなると不自然な体勢を長時間とってしまう
寒くなると外に出るのがおっくうになってしまい、こたつでゴロゴロしたりずっと座りっぱなしや寝ころんだままの状態が続いてしまいますよね。すると不自然な体勢を長時間とることになってしまい、腰に負担をかけるといわれています。
⒊寒くなると運動不足になる
運動不足は筋力の低下を促してしまいます。腰回りの筋肉も衰え、結果的に上半身を支えている腰が悲鳴を上げ腰痛を引き起こしてしまうのです。また、筋力の低下により血行も悪くなるので悪循環となってしまうのです。
⒋寒さで身体が冷えて血行不良になる
寒くなると身体が冷えてしまいますよね。この「冷え」が腰痛にも関係があります。
冷えは血行不良を招くため、筋肉のエネルギーの代謝がスムーズになされずに、疲労物質が腰に溜まってしまいます。
寒さからくる腰痛の予防と対処法
1)腰を温める
腰痛は血行不良により悪化します。ですので腰を温めることが大切です。
お風呂は体全体を温めるのでとても効果的ですよ。
お風呂の入り方のポイント
40℃くらいのお風呂に10~15分つかります。そうすることで体がしっかり温まりますよ。
また、外出時や仕事中にはカイロや腹巻を上手に利用することも効果的です。(カイロを使用するときは低温やけどにご注意くださいね)
★足湯…足湯は一番心臓から遠い足を温め血行を良くすることで、全身が血行よくなるのですぐお風呂に入れない場合なども手軽に行えておススメです。
2)体を温める食事をとる
陽性の食品の主な効能…体を温める・体を締める・血管を締める・腸管を締める等
陰性の食品の主な効能…体を冷やす・体を緩める・血管を緩める・腸管を緩める等
見分け方としては、茶色や色の濃い食べ物は体を温め、白い色の食べ物は体を冷やすと言われています。
陽の食べ物(体を温める) 陰の食べ物(体を冷やす)
玄米・キビ砂糖・全粒粉・にんじん・かぼちゃ・ごぼう・チーズ・納豆・味噌・卵・肉・魚・
また、干しシイタケなど天日に干したものはさらに陽性が強いです。
陽の食品を積極的に摂ることで冷えの予防につながる=腰痛の予防にもなりますので食事の工夫もしてみましょう。
3)適度な運動をする。
おススメの運動
1)ウォーキング
腰に負担を与えることなく腰痛対策ができるのであらゆる世代の方におススメなウォーキング。
腰痛予防に効果的な腰回りの筋肉を鍛えることができます。
2)水中でのウォーキングや水泳
水中でのウォーキングや水泳は膝への負担も少なく、全身の筋肉を程よく使うのでとてもおススメです。腰回りの筋肉を鍛える効果も…。
3)ヨガや骨盤体操
ヨガや骨盤体操は腰回りの筋肉を強化したり、骨盤を正しい位置に戻すので腰痛対策にはもってこいです。
ただし無理はせず、できるところから試してみることが大切です。
4)赤ちゃんのポーズ(ハピーポジション)
簡単なのに効果があると人気の運動(ストレッチ)です。
やり方としては
1うつぶせの格好で寝ます
2肘を90度に曲げ、両腕が垂直になるくらいに上半身をゆっくりそらします。
イメージとしては、赤ちゃんがうつぶせになって上半身を持ち上げているようなイメージです。
3その姿勢のまま、1分間
こうすることで、腰椎の周りの硬くなった筋肉をほぐし、柔らかくするのだそうです。
一日2回行ってみてください
※注意点:ぎっくり腰などの急性の腰痛の場合や足にしびれやマヒがある場合は行わないようにしましょう。
自分に合う方法を見つけ、これから来る本格的な寒さに対処できる体をつくっていきましょう!!