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2017.02.03

節分

節分の節は季節の節。
“季節” を “分” けるの意から、季節の区切りを意味するそうです。
春夏秋冬のそれぞれの季節に4つの区切りが存在します。

昔は、立春・立夏・立秋・立冬の季節の始まりの日の前日を節分と言っていたのが、現在は冬から春になる立春の前日の2月3日だけが節分として残ったということです。

 

〈節分に鬼がなぜ登場するのか〉

節分は邪気を追い払う日と言われています。
この「邪気」が「鬼」のようです。

昔から恐ろしいこと、人知を超えたことは鬼の仕業と考えられていました。「鬼=いろいろな悪いことの象徴」

ということから、
「鬼を追い払う=邪気を追い払う」となり、家内安全・無病息災を祈ることにもつながっていったようです。

5種類の鬼

 

〈あなたの心に住む鬼の色は何色ですか〉
赤鬼  豆をぶつけることで自分の中にある悪い心が取り除かれます。

     欲深い/「もっと欲しい、もっともっと欲しい」
     五蓋の『貪欲(どんよく)』
     欲望(物欲、色情など)・渇望
     人間のすべての悪い心の象徴。
・青鬼  人間の価値は徳を積むことであり、貧相な自分に豆をぶつけ福相、福徳を願います。

     怒りやすい/「ムカつく、腹立つ、イラッとする」
     五蓋の『瞋恚(しんに)』
     悪意・憎しみ・怒り

・緑鬼  健康に保つことを自分に言い聞かせながら豆をぶつけます。

     ダラダラ怠け者/「だるい、やる気しない」
     五蓋の『惛沈睡眠(こんちんすいみん)』
     不摂生・倦怠・眠気・不健康・怠惰・過食(勤勉ではない) 

 
・黒鬼  体を健康に保つことを自分に言い聞かせながら豆をぶつけます

疑い深い/「本当は違う?騙されてる?」
五蓋の『疑(ぎ)』
愚痴・疑いの心 ※疑心暗鬼という言葉はここから。
・黄鬼  公平なる判断がいつもできる心を願い豆をぶつけます。

     過去に囚われ進めない/「あんなことさえなければ」
     五蓋の『掉挙悪作(じょうこおさ)』
     心の浮動(心がいつも波立っている)・後悔・甘え
     ・我執(がしゅう:我を通すこと)

 

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いくた接骨院
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住所:栃木県那須塩原市五軒町3-25
TEL:0287-53-7480
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